【白内障】の基礎知識

◎白内障とは
目でレンズの役割を果たす水晶体は本来は透き通っているものですが、水晶体の主成分であるタンパク質が何かのきっかけで変質すると、水晶体が白く濁ってしまいます。
これが「白内障」といわれる症状です。
水晶体は直径約9ミリ、厚み約4〜5ミリの無色透明な凸レンズで、水晶嚢(すいしょうのう)といわれる袋状の組織に包まれています。
水晶体は加齢とともにその容量を増していき、黄褐色に着色され、透明度も低下していきます。
その水晶体が病的に濁ってしまい、外界からの光が十分に眼の中に到達できなくなった結果、視力障害などの症状をきたす状態が白内障です。
初期の段階ではかすみ目や疲れ目などの症状だけですが、進行するにしたがって光をまぶしく感じたり、字が読みづらくなったりして、日常生活に支障をきたすようになってきます。
◎白内障の原因
原因としては加齢によるものが全体の80〜90パーセントを占め、70歳以上の80パーセント程度が白内障になっていると推定されています。
その他の原因は糖尿病やアトピー性皮膚炎に併発して起こるものや、怪我などの外傷、ステロイド薬など薬物の副作用などがあります。
また放射線や紫外線を原因とするものや、酸化ストレスなどを原因とするものも考えられています。